活動報告
7.192018
7/14(土) VR認知症プロジェクト〜認知症の一人称体験〜に参加してきました
VRとは仮想現実という
『 現実ではないが何らかの形で仮想空間に自分の身を置き
いろいろなことを体験する 』
ことです。
今回参加した勉強会は認知症の方が感じている世界を
このVRで体験するという内容でした。
どのように体験するのかというと
この写真の右上にあるゴーグルとヘッドホンを付けて
認知症の方の世界を二次元ではなく三次元で立体的に体感します。
今回は4つの仮想現実を体験しました。
そのうちのひとつを紹介すると
ゴーグルとヘッドホンをつけてVRがはじまってすぐ自分はビルの屋上に
そこには柵も手すりも無く一歩足を出せば下に落ちるくらいギリギリに立っています
横から声をかけられたのでそちらを向くと
女性に「大丈夫ですからゆっくり降りてくださいね。大丈夫ですよ」と…
何を笑顔で言ってるんだろう?ここから落ちろと言ってるのか?
そう思っていると、反対から男性に「大丈夫ですから、恐くないですよ」っと
こちらも笑顔で言っています
「ビルから落ちて下さい」と笑顔で言われる、恐怖…不気味さ…
これは実際にその状況にならないとわからないと思うます…
実はこれは車から降りるよう促されているときに
認知症の方が感じている世界だそうです
たしかに認知症の方が車から降りる際に
なかなか足が出ず怖がっていることがよくあります
これは認知症の方は目で見ている情報を
正しく脳に送ることができないためにこのようなことが起こるそうです
私はいろいろな研修の場で認知症の方の気持ちに立つことが大事ですとお話ししますが
このVR体験は正に「百聞は一見にしかず」
認知症の方の感じている世界に少しでも近づくことができると思います。
NHKでも取り上げられています
https://www.nhk.or.jp/ourfuture/vol8/vr/
認知症VR体験のお問合せ
株式会社シルバーウッド
https://peraichi.com/landing_pages/view/vrninchisho
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